愛犬をワガママにさせてしまうNG習慣4選!しつけ解決法もチェック

自分の分身と思えるほど深い愛情を抱く愛犬でも、ついつい合わせすぎ・甘やかしすぎて愛犬がやりたい放題、ワガママになっていると悩んでいませんか?
愛犬が犬本来の従順さや利口さを発揮できていないのは、飼い主さん自身が「愛犬をワガママにさせるNGな習慣」に気付けていない、見て見ぬふりをしていることが原因のひとつかもしれません。
今回は、ワンちゃんがワガママになって飼い主さんとの関係性に綻びが生じてしまう、4つのNGな習慣をわかりやすく解説!
原因に応じた対処も合わせてお伝えしますので、愛犬と飼い主さんの理想的な関係・暮らしを守るきっかけにしてくださいね。

動画でかんたん解説しています!
目次
愛犬がワガママ放題になるのはナゼ?よくあるNG習慣4つをチェック!
「バランスを考えた回数、量のフードをあげているのに、毎回いつも欲しがる…」
「時間を見つけてお散歩、遊びをしているのにまだ遊びたいと吠える…」
愛犬のそんなワガママは、圧倒的に愛犬の方が飼い主さんよりも優位に立っているため、愛犬に合わせてばかりの飼い主さんはほとほと疲弊し、心身や日常生活への支障につながることがあります。
愛犬がワガママやりたい放題になってしまうのはナゼなのか、意外に気づけていなかった4つのNG習慣を具体的に見ていきましょう。
NG習慣その①犬に合わせすぎ
ごはんやお散歩、遊びなどなど、愛犬が吠えて駄々をこねるたびに付き合って上げる…。
愛犬が可愛いとついついやりがちですが、あまりにも「犬に合わせてしまう」と、愛犬は「わがままを聞いてもらえる」と間違った認識をしてしまいます。
すると、飼い主さんやしつけや指示を与えようとしても一切守らなかったり、そもそも理解できないことで愛犬とのコミュ二ケーションやコントロールができず、ますますわがままに拍車がかかってしまうのです。
NG習慣その②べったりし過ぎ
愛らしい愛犬の存在は、ついべたべたしたくなりますが、あまりにも「べったりし過ぎ」だと飼い主さんがひとりでのんびり過ごしたいタイミングでも、常に愛犬がそばにいて構って攻撃をし、十分にリラックスできないことが。
適度でバランスの良い距離感が、愛犬と飼い主さんによってベストと言えます。
べたべたし過ぎは愛犬の依存・分離不安症の原因にもなるため、注意が必要ですよ。
NG習慣その③譲歩しすぎる
愛犬がワガママになってしまうのは、飼い主さんが愛犬に与える刺激を避けて、「譲歩し過ぎている」ことも大きな原因。
たとえば日常的に、愛犬には以下のようなお手入れやしつけなどの刺激が必要となり、健康や安全、衛生面を守ったり病気や不調、ケガにいち早く気付く目的があります。
グルーミング | 毛のカットやお手入れ |
爪切り | ケガの予防、爪が肉球に食いこむことの予防 |
耳掃除 | 耳の中を清潔に保つためのお手入れ |
シャンプー | 皮膚や体毛の健康、清潔を保つためのお手入れ |
マッサージ | 愛犬のストレス解消、癒し、飼い主さんとの触れ合い |
上記のような、愛犬が気分屋シチュエーションによって嫌がることもある、与えるべき刺激を与える時にしていないと、いざ上記のお手入れをしようと思ってもスムーズにならなくなってしまいます。
愛犬のお手入れにはそれぞれに、健康と安全を守る目的が細かにあるため、愛犬が嫌がるからといって譲歩してばかりいると、健康と安全、衛生的な面での問題につながるおそれがあるのです。
NG習慣その④するべきしつけを実践、継続していない
愛犬がやりたい放題、ワガママ放題になってしまうNG習慣、最後にお伝えする4つ目は「するべきしつけを実践、継続していない」ということ。
愛犬のしつけはそもそも、
- 他者や他の犬との散歩中のトラブルを防ぐため
- 飼い主さんとの信頼関係を築き、持続していくため
- 主従関係を明確にするため
- 人間社会に適応していくため
- 健康と安全を守り、幸せに暮らすため
という、いくつもの重要な役割や目的があります。
そのため、日頃のしつけができていない・繰り返されていないと、しつけによる上記のような役割・メリットが活かされず、愛犬の問題行動や身体上のトラブルにつながることがあるのです。
愛犬のわがままを解決するとっておきの対処法!
愛犬がワガママになってしまう原因を知ると、対処が難しく感じてしまいますが、「犬の事情を考え解決策を見つけていく」ことが基本となります。
愛犬がワガママになってしまうのはそもそも、
- ストレス
- 怖い
- 物足りない
といった意外にシンプルな感情が原因。
愛犬のストレスを取り除く遊び、コミュニケーション、お散歩などをメリハリを持たせて実践するところから始めてみましょう。
愛犬と飼い主さんが心地よく過ごせるための環境づくり、環境を変えることもワガママ解消のポイントになりますよ。
おわりに
本記事では愛犬をワガママにさせてしまう、4つのNG習慣についてお伝えしてきました。
ひとつひとつを振り返ってみると、「あるある注意しなければ」と感じた点が少なからずあったのではないでしょうか?
ただ、NG習慣4つは日常的に解決しやすい問題点と言えるため、お伝えしたポイントを心がけたしつけ・対処で、愛犬本来の利口さを引き出していきましょうね。