【愛犬性格診断】愛犬はどのタイプ?犬の性格タイプ5選をプロドッグトレーナーが解説

ワンちゃんも人間と同じように、活発な子もいれば臆病で慎重、のんきでマイペースといろいろなタイプが存在します。
いつも一緒に過ごす愛犬でも、意外にどんなタイプのワンちゃんなのかわからない・気づけていない・そもそも間違っているというケースが少なくはなく、その影響が問題行動や信頼関係のゆらぎにつながることも…!
今回は、飼い主さんそれぞれの愛犬のタイプをしっかりと理解してそのタイプに最適なしつけ、接し方、問題行動の解決策をご紹介します。
このコラムをチェックしておくと、ワンちゃんのタイプ5つに応じた接し方やしつけ、特徴などがしっかりと理解できますよ。
ぜひ、最後まで参考にしてみてくださいね。
動画でもかんたん解説しています!↓
目次
ワンちゃんのタイプその①べったり甘えん坊タイプ

ワンちゃんによくあるタイプ、ひとつめにご紹介するのが、「べったり甘えん坊タイプ」です。
ここではべったり甘えん坊タイプのワンちゃんに見られる特徴と、上手な接し方やしつけのコツについてご紹介します。
べったり甘えん坊タイプの特徴
基本的にワンちゃんは人が大好き、べったり甘えていたいという性質を持つため、このタイプに当てはまるワンちゃんはとても多いことでしょう。
べったり甘えん坊タイプのワンちゃんには、
- 一緒じゃないと不安になりがち
- 分離不安症の傾向
- お留守番が難しい
- 一緒にいないと吠える
- 常に飼い主さんの後を追う、くっつく
- うろうろしながら鳴く
などなど、ちょっぴりメンタルや行動に不安定な部分があります。
べったり甘えん坊タイプのワンちゃんは、このタイプに関して楽観視・放置をしてしまうと、吠え癖やひとりでいることができず、飼い主さんのプライベートな時間が削られるといった悪影響が…。
べったり甘えん坊タイプは、犬の性質だからとあまり気にしない飼い主さんも多い中、意外にも上記の影響で日常生活に支障が出るケースが少なくはないのです…。
べったり甘えん坊タイプへの接し方・しつけのコツ
飼い主さん、人が大好きでいつも一緒にいたがる、べったり甘えん坊タイプのワンちゃんへの接し方・しつけは、「自立を促す」ということが絶対的に大事!
飼い主さん・ワンちゃんともに、パーソナルスペースの中で思い思いに過ごせる、そして遊びやお散歩のときはべったり甘えられる時間を作る、そんなメリハリによって飼い主さん・ワンちゃんともにバランスの良い過ごし方ができます。
では、べったり甘えん坊タイプのワンちゃんの自立とはどんな方法なのか?
それは、
- ケージ
- クレート
- サークル
- パーテーション
などのアイテムを活用して、ワンちゃんが30分でもそのスペース内で過ごせる時間を作っていくということ。
あと実は飼い主さんのマインドもめちゃ大切!
飼い主さん自身も精神的に自立することで愛犬の自主性を育むことができます。
(愛犬が自立できていない飼い主さんを見ると、飼い主さんも自立できていないケースがたくさんあります。)
決まったタイミングなどでワンちゃんを上記のスペースにおもちゃやおやつを使って誘導し、リラックスさせるように促すことで、パーソナルスペースの確保と定着、飼い主さんもペースを守りながらプライベート時間を過ごせるようになりますよ。
ワンちゃんのタイプその②ひとりが好きなマイペースタイプ

続いてご紹介する、ワンちゃんのタイプその2は、「ひとりが好きなマイペースタイプ」。
ワンちゃんには一見めずらしいタイプに想えますが、ひとりが好きなマイペースタイプにも美点と注意点があるため、ここでは特徴や接し方、しつけのコツを詳しく見ていきましょう。
ひとりが好きなマイペースタイプの特徴
ワンちゃんは基本的に人間が好きで飼い主さんにべったり、そんなタイプが多いので、逆にひとりが好きなマイペースタイプはどんな接し方・しつけをすべきか悩んでしまうことがあるでしょう。
ひとりが好きなマイペースタイプのワンちゃんには、
- 自立心が強い
- ひとりで遊びやストレス解消ができてしまう
- ゆっくりのんき
- 飼い主さんのペースに合わせられずしつけがスムーズにならない
- ひとり時間が取れないとストレスになり問題行動が生じてしまう
- ベタベタな接し方ができない、ストレスになる
という、良い部分もあればマイナスで注意しておきたい部分もあります。
前項でご紹介したベタベタ甘えん坊タイプのワンちゃんに比べると、自立している分忙しい毎日を過ごす飼い主さんにとってはラクなイメージがありますが、マイペースでのんきなため、しつけがスムーズにならない、協調や柔軟性がないといった欠点があるのです…。
ひとりが好きなマイペースタイプへの接し方・しつけのコツ
ひとりが好きなマイペースタイプへの接し方・しつけのコツは、「できるだけ愛犬に合わせたペース保つ、心がける」ということ。
繰り返し、飼い主さん優先の主従的な関係が理想とお伝えしてきましたが、自立ができてマイペースなワンちゃんの場合は、ある程度飼い主さんが愛犬に歩み寄る接し方の方が、意外にバランスが取れてしつけがスムーズになります。
せっかちで慌ただしい遊び、接し方が、ちょっぴりのんきでマイペース、ひとりが好きなワンちゃんのストレスになることがあるため、時間をゆっくり取った、マイペースな愛犬に合わせたスローな接し方がポイント。
そして、褒めたり一緒に過ごす際も、べったり大きな声で褒めるといったパターンが苦手でもあるため、サラッと褒めてサラッとスキンシップ、ある程度の淡白さを意識した接し方がポイントですよ。
ワンちゃんのタイプその③ドタバタ元気っ子タイプ

3つ目にご紹介するワンちゃんのタイプは、「ドタバタ元気っ子タイプ」。
一見しつけやコミュニケーションが難しいイメージがある、ドタバタ元気っ子タイプのワンちゃんですが、飼い主さんが思う以上の美点があり、詳細をお伝えしてみたいと思います。
ドタバタ元気っ子タイプの特徴
ドタバタ元気っ子タイプのワンちゃんは、意外にも人や犬が好きなことでコミュニケーション能力が高く、
- 環境の変化が会ってもケロッとしてすぐに馴染む
- 飼い主さんに対し、いつも遊んでと積極的で活発
- しつけやコミュニケーションがしやすい
- エネルギッシュで良く動き、とても健康的
といったたくさんの美点があります。
前項までにご紹介したワンちゃんのタイプに比べて、ドタバタ元気っ子タイプは落ち着きのなさがキズではあるものの、基本的に人と犬が好きなことで新しい環境にすぐに馴染める、飼いやすいタイプと言えます。
ただ、落ち着きのなさが仇となって、ちょっとしたきっかけで興奮グセが高まりやすいのも、ドタバタ元気っ子タイプのウィークポイント。
飼い主さんがハイテンションであればあるほど、ドタバタ元気っ子タイプも同じように呼応して興奮癖が常態化し、飛びつきや吠え癖などの問題行動に発展することがあるのです…。
ドタバタ元気っ子タイプの接し方・しつけのコツ
飼い主さんの感情あらわな接し方、ハイテンションなコミュニケーション、それがきっかけで興奮グセが常態化しやすいドタバタ元気っ子タイプ。
自身で心身のバランスをコントロールできずに疲弊してしまわないよう、飼い主さんは落ち着いた接し方・しつけを心がけることがポイントです。
穏やかでゆっくりなペースを意識したしつけや声がけ、コミュニケーションは、飼い主さんに呼応し影響を受けやすいドタバタ元気っ子タイプにとって、落ち着いて過ごせるきっかけになるはずですよ。
ワンちゃんのタイプその④リーダータイプ

ワンちゃんのタイプ4つ目は、カッコよくてどんな飼い主さんも誇りに感じる、「リーダータイプ」。
ここではリーダータイプのワンちゃんにどんな魅力やウィークポイントがあるのか、気になる接し方・しつけのコツを合わせてご紹介します。
リーダータイプの特徴
リーダータイプのワンちゃんの特徴は、まわりを引っ張っていったりトラブルを仲裁して丸く収めるような、飼い主さんから見て誇らしい美点がたくさんあります。
その他にも、
- 自信がある
- 落ち着いている
- ルールやマナーを守る
- オーラがある
- 知的
といった美点があることで飼い主さんとの信頼関係をスムーズに気づけたり、問題行動がそもそも起こりにくいといったメリットもあります。
ただ、リーダータイプは主張が強くガンコな一面があるため、一貫性のないしつけ・コミュニケーションにストレスを感じてしまうリスクが。
そして自分の中にあるマイルール・マナーが強いことから、臨機応変さ・柔軟性に弱い部分がウィークポイントと言えるかもしれません。
リーダータイプの接し方・しつけのコツ
リーダータイプのワンちゃんへの接し方は、一貫性とリスペクトを持つことが重要。
乱れた状態を嫌うリーダータイプのワンちゃんは、飼い主さんの感情や気分によってコロコロと変わってしまう接し方・しつけ・コミュニケーションにストレスを感じてしまうため、いつも同じような一貫性を心がけてみましょう。
リーダータイプの優れた一面を引き出し、伸ばしていくことができるよう、リスペクトを込めた接し方・褒め方を心がけることも大切です。
ワンちゃんのタイプその⑤しっかり者サブリーダータイプ

会社でいうと中間管理職のようなタイプとなる「しっかり者サブリーダータイプ」。
数ある犬の種類の中でも扱いやすく誇りを感じられるサブリーダータイプについて、特徴や接し方・しつけのコツをご紹介します。
しっかり者サブリーダータイプの特徴
飼い主さんの感情や行動を理解したり、空気を読む能力に優れている、サブリーダータイプのワンちゃん。
- 協調性があり、人・犬と仲良くできる
- 信頼関係が気付きやすい
- 人間でいうと優等生タイプ
- 物覚えが良い
という美点があります。
リーダーとしての素質、中間管理職としての資質両方を兼ね備えているため、どんな飼い主さんにとっても頼もしく、ウィークポイントにも目をつぶれるような美点を感じられるでしょう。
しっかり者サブリーダータイプの接し方・しつけのコツ
あれこれと工夫やノウハウを凝らさずとも飼い主さんに対して従順なサブリーダータイプ。
引っ張る力とまわりに合わせる適応力が備わっているため、主従関係を心がけてバランスを取ってあげることが大切です。
優等生タイプでガマンやストレスを感じやすい、繊細な一面もあり、たまには甘やかしたり時間を忘れて遊ぶ、そんなメリハリをつけることがおすすめですよ。
最後に

いかがでしたか?
愛犬がどのタイプに当てはまるのかを理解すると、これまでよりもずっとしつけやコミュニケーションがしやすくなって、時短での問題行動解決につながるはずですよ。
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