犬を初めて迎え入れた時、いつからしつけを始めると良いのか、悩みや疑問をいくつも抱いている人は多いのではないでしょうか?
家族の一員でもある犬のしつけは、適切なタイミングを押さえておくと、愛犬も自由に心地よく、飼い主も安心して毎日の生活を送ることができるようになります。
犬のしつけを始めるべきベストなタイミングをここからさっそく参考にしてみましょう。
目次
犬のしつけはいつから?「犬を迎え入れてすぐ」が理想的なタイミング!
犬のしつけは、犬と飼い主さんのお互いが快適に暮らし、心配なトラブルを未然に防ぐために欠かせないメソッド。
犬のしつけをしていく過程では、飼い主さんとの絆・信頼関係を深めていく期間でもあります。
つまりは、犬を迎え入れてからできるだけ早めに最適なしつけをしていくのがベストです!
ここからは、しつけにベストなタイミングと大切なポイントをお伝えしていきます。
信頼関係を築くことが最初のステップ
今までとは違った環境に身を置かれた愛犬は、少なからず不安や怯えがあるもの。
デリケートな状態の愛犬に、いきなりしつけをしようとしても、思うようにしつけができなかったり、愛犬のストレスに変わってしまうことがあります。
そのため、まずはしつけの一環として、愛犬との信頼関係を深めるための褒め言葉をたくさんかけてみましょう。
また、スキンシップの時間を多めに取って愛犬を安心させる環境へと見直し・改善をしていくところから始めることも大切です。
しつけは幼い頃から始めるのが◎
犬のしつけは、家に迎え入れてすぐの段階で始めることが理想だと考えられています。
ただ、生後2~3ヶ月に満たない子犬は社会科期とよばれる段階にいて、脳が未発達のため、しつけを理解することができないと言われているため、しつけの一環として信頼関係を深めるスキンシップを重点的に始めてみましょう。
生後2~3ヶ月を過ぎた子犬であれば、成長によって脳が発達しているため、しつけられたことを覚える・理解できやすいと考えられています。
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犬のしつけはいつから?状況に応じた上手なしつけを理解しておこう
犬のしつけを始めるべきタイミングを理解した次は、愛犬を迎え入れてから・環境に慣れたと感じた際にすべきしつけについて学んでみましょう。
犬を迎えてすぐに始めるべきしつけ
愛犬を迎えた際にすぐに始めるべきしつけは、犬の名前を何度も呼び、反応を確かめながら犬に名前を覚えさせることが重要です。
犬が自身で名前を認識でき、反応を示した際は、ご褒美としておやつをあげるなどのサプライズをプラスして、トイレやエサを食べる際のマナー・ルールを教えるとスムーズになります。
環境に慣れたと感じた時に始めるべきしつけ
犬が自ら飼い主さんと触れ合いたいと寄り添ってきた際や、今の環境にリラックスできていると感じた際は、「待て」や「伏せ」、「おすわり」などのしつけにステップアップしましょう。
このような犬のしつけは、お散歩デビューをした際のトラブル防止にも役立ち、犬が物事を身に付けようとする成長のサポートにも役立ちますよ。
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まとめ
犬のしつけは、信頼関係を深めてから徐々に焦らず、長い目で進めていくことが大切なポイントです。
犬は敏感に飼い主さんの反応・表情を読み取る力に長けているので、褒め言葉・安心させるためのスキンシップ・声がけを忘れず、愛犬との充実した毎日を手に入れてくださいね。