【犬しつけ】リードの正しい持ち方、使い方【ドッグトレーナー解説】

犬のしつけ
東京DOGS 褒めるしつけトレーニング

愛犬とのスムーズなお散歩はもちろん、しつけを正しく行うことにも役立つリード。

普段何気なく使っているリードですが、実は正しい持ち方・使い方を把握できていないケースが少なくはないんです。

リードの正しい持ち方・使い方ができていないと、興奮の助長や拾い食い、吠え癖などの問題行動の原因になることが…!

そこで今回は、お散歩やしつけがスムーズに安定的になる、リードの正しい持ち方・使い方をプロドッグトレーナーがわかりやすく解説します。

ぜひ、最後までチェックしてくださいね。

松尾 ゆうと

動画でもかんたん解説しています!↓

 

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スムーズなお散歩・しつけに!リードの正しい持ち方【2選】

飼い主さんのペースに合わせたスムーズなお散歩やしつけに、ここではリードの正しい持ち方2選をご紹介します。

ワンちゃんを飼うのが初めて、リードの使い方にも慣れていない飼い主さんにもすぐにできる方法ですのでぜひ参考にしてくださいね。

リードの正しい持ち方その①両手での持ち方

ワンちゃんとのお散歩やしつけのシーンでリードを両手で持つ際のポイントを、以下にまとめてみました。

  1. リードの末端、輪の部分に右の親指を通して握る
  2. 左手でリードを上から持つ

左手でリードを持つとき、下からすくいあげるようにすると手にチカラが入らず、お散歩やしつけ時に愛犬をコントロールするためのリードさばきが難しくなるため、注意しましょう。

 

リードの正しい持ち方その②片手での持ち方

片手でリードを持つ時の、正しい流れを以下でチェックしてみましょう。

  1. リードの末端、輪の部分に親指を通して握る
  2. もう一度適度な長さに調整しながら親指をかけて二重の状態にする

片手でリードを持つ際は、両手で持つときに比べて力が入りにくいと言えます。

上記の片手での持ち方を押さえておくと、リードを片手側にしっかり巻き付けて力が入りやすくなり、スムーズなお散歩・しつけ・リードさばきにつながりますよ。

【要注意】間違ったリードの持ち方

リードの間違った使い方に気付けていないと、リードさばきがスムーズにならなくなったり、愛犬の問題行動につながるおそれがあります。

以下に、間違ったリードの持ち方をまとめてみましたので正しい持ち方を理解するための参考に役立ててくださいね。

  • リードを手首にぐるぐる巻く
  • 肩、腰にかける
  • 何かにくくりつける

上記のような間違ったリードの使い方をすると、愛犬の首まわりに負担がかかって興奮の助長、健康面での問題の原因になることがあるため注意しましょう。

スムーズなお散歩・しつけに!リードの正しい扱い方・選び方

スムーズなお散歩、しつけには前項までにお伝えしたリードの正しい持ち方にプラス、扱い方も正しく理解しておくことが大切です。

ここでは今日からさっそく実践しておきたい、リードの正しい扱い方・選び方を詳しく解説!

リードを選ぶ際にあるある、飼い主さんの疑問点にも詳しくお答えしていますのでぜひ参考にしてくださいね。

張らずにコントロール

リードをつい引っ張って愛犬をコントロールするケースが少なくないですが、実は逆効果

リードを張ると飼い主さん側の興奮や焦りが愛犬に伝わって、ワンちゃんの問題行動につながることがあるため、アルファベットの「J」や「L」をイメージしたリードの持ち方を心がけるようにしましょう。

大型犬の場合

パワーがある大型犬のコントロールは、リードを親指に通してしっかり握ることで対処しやすくなります。

それでも引っ張り癖や先に進む問題行動のコントロールが難しい場合は、親指にかけてくるっと一回まわしてリードを持つようにすると力がさらに入り、問題行動の抑制がしやすくなります。

ただ、この持ち方はトレーニング時のリードさばきには向かず、あくまで大型犬の問題行動を抑制する目的のため、日常的にしないよう注意しましょう。

リードの選び方

スムーズなお散歩やしつけ時のリード選び、「伸縮性、シンプルなタイプ、どっちがいい?」と疑問に感じていませんか?

しつけやお散歩時のリードは、圧倒的に装飾なし、重さもそこまでない、耐久性はあるシンプルなタイプがおすすめ!

伸縮性のあるリードは、ワンちゃんを自由に遊ばせる・運動不足を解消するには良いタイプですが、しつけやリードさばき、お散歩中のコントロールには向かないデメリットがあります。

シンプルなリードは、長さやコントロール時のさばき、張りを自在に調整し、愛犬の状態や心理、しつけやお散歩の状況に合わせて使える利便性の高いタイプとなっていますよ。

おわりに

愛犬とのお散歩やしつけのシチュエーションでのリードの正しい持ち方・扱い方は、状況や愛犬の心理、行動によって臨機応変に対応していく必要があるんです。

ただ、はじめの内はフレキシブルにリードの持ち方・扱い方を分けるのが難しいため、片手両手の持ち方や扱い方、選ぶ際のポイントを把握するところからはじめてみましょう。

東京DOGS公式YouTubeでは今回のコラムの内容を詳しくまとめたコンテンツをアップしていますので、こちらも合わせて参考に、ワンちゃんとの安定的なお散歩・しつけに役立ててくださいね。

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