【プロ解説】犬の散歩中の拾い食いの改善しつけ法4選!【ドッグトレーナー解説】

犬のしつけ

愛犬と気分転換や信頼関係を深めるために、いつも楽しいお散歩をしたいのに、道に落ちているものをたびたび拾い食いし、ストレスと健康面での不安が募ってはいませんか?

道にはいろいろなものが落ちていて、拾い食いをしてしまうと、日常生活の支障になったり愛犬の健康面で大きなトラブルの原因になることが…!

今回は、ドッグトレーナー業界歴15年の筆者が、散歩中に拾い食いをしてしまう愛犬の悪グセを解消する、4つのコツをわかりやすくご紹介します。

楽しく安心、安全なお散歩時間を愛犬と過ごすべく、拾い食いの解決策4選をぜひ、最後までご覧になってくださいね。

松尾 ゆうと

動画でもかんたん解説しています!↓

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散歩中の愛犬の拾い食い対策その①歩くしつけを始めよう!

Cute shiba inu pet with family

愛犬との散歩中にたびたび拾い食いをして急に散歩がストップしたり、下ばかり見てコミュニケーションが取れない…。

そんなトラブルは、「歩くしつけ」を始めることで解決しやすくなります。

歩くしつけとは、

  1. 飼い主さんの後について散歩をする「ついて」
  2. 飼い主さんと同じペースで歩く「あとへ」
  3. 飼い主さんと同じペースを守り、主従関係を構築する「ヒール」

などがあります。

このしつけを教えて習慣にできるようになると、飼い主さんのペースを守りながら愛犬とのお散歩時間が過ごせるため、拾い食いはもちろん引っ張り癖や吠え癖のカバー、解消にもつながりますよ。

松尾 ゆうと

歩くしつけができる様になると「お散歩のマナー」が向上してお散歩が上手になります!

散歩中の愛犬の拾い食い対策その②意識を飼い主さんに向けさせる

Full shot man playing with dog outdoors

お散歩中に道に落ちているいろいろなものを口に入れては、お散歩がストップしペースが乱されたり、何かダメなものを食べてしまったのではないかとハラハラそわそわ…。

そんな悩みは、「愛犬の意識を飼い主さんに向けさせる」ことが解決のポイント。

愛犬がお散歩のたびに拾い食いをしてしまうのは、飼い主さんやお散歩を楽しむよりも道に落ちているものや下に興味・意識が強く出た状態。

この原因をなくすためには、

  1. おやつをあげる
  2. おもちゃで気を引く
  3. 1と2で愛犬の意識が飼い主さんに向いたら、名前を呼びながら褒める

という、ワンちゃんの意識をこちら側に向けさせる対処が必要になります。

上記3つのポイントを押さえておけば、ワンちゃんは「下を見て拾い食いをするよりも、飼い主さんがおもちゃやおやつをくれて楽しくなる」という、プラスの学びをインプットするように!

さらに、お散歩中も下を見たり拾い食いをしようとするよりも、上を見て飼い主さんに興味を強くするため、コミュニケーションが取りやすくなったり、信頼関係のスムーズな構築になって、他のしつけもスムーズになりますよ。

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散歩中の愛犬の拾い食い対策その③「出せ」「ちょうだい」のしつけを交換条件で!

Cute dog sniffing owner hand

お散歩中についつい拾い食いを繰り返してしまう愛犬には、「口にしているものを出して、こっちにちょうだい」をというしつけを、「交換条件」でしてみることが効果的です。

お散歩中は、拾い食いをすることに興味が強く、さらには他の飼い主さんや犬に興奮した状態のため、口に入れたものをすぐに「出せ」、「ちょうだい」といっても、スムーズにならないことがほとんどなんです。

この影響をなくすのが交換条件のしつけ。

  1. 愛犬の好きなおもちゃやおやつを出して気を引く
  2. 拾い食いしたものをこちらにちょうだい、代わりにおもちゃやおやつをあげるよ

という流れで、ワンちゃんの気を拾い食いしているものからお気に入りのおもちゃや大好物のおやつに意識を向けさせるようにしましょう。

交換条件をした「出せ」「ちょうだい」のしつけは、拾い食いやお散歩中のいろいろな誘惑・刺激に気持ちが向いている愛犬の意識を、飼い主さんに向かせて集中させることにもつながります。

そして、拾い食いしてしまったものは、決して口に入れてはいけないものだったりもするので、「出せ」「ちょうだい」のしつけは、愛犬の健康を守るためにも欠かせないメソッドとなりますよ。

散歩中の愛犬の拾い食い対策その④散歩中の本番はNG!

People walking the dog

散歩中の拾い食い対策、最後にご紹介するポイントは、「散歩中のいきなりの本番はNG!」ということ。

散歩中は、道に落ちているさまざまなもの、他の犬や飼い主さんと愛犬によって誘惑や刺激が多く、いきなりいろいろなしつけをしようと思っても集中できず、逆に興奮させる原因になることが。

  • リビング
  • 庭先
  • 静かな公園
  • 玄関先

などなど、愛犬と飼い主さんが落ち着いて過ごせるような場所をピックアップして、拾い食い解決のしつけをはじめ、お散歩中にも徐々に取り入れてみるようにしましょう。

おわりに

Pretty woman with her dog out in the park

今回のコラムでは、お散歩中にあるある愛犬の拾い食いの解決策4選をお伝えしてきました。

愛犬の意識を下や拾い食い、他の誘惑や刺激から、飼い主さんに向けることが悩み解決の基本となります。

4つのポイントを押さえたしつけや解決策は、より詳しいコンテンツ・YouTubeでもアップしていますので、こちらも合わせて参考に、あ愛犬と楽しく安定したお散歩時間をお過ごしくださいね◎

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