犬のしつけ教室、幼稚園といったフレーズは頻繁に見聞きするもの、犬の託児所に関してはまだまだ聞き慣れない部分があるのではないでしょうか?
犬の託児所は犬のデイサービス・デイケアと呼ばれることがあり、子犬からシニア犬までを一時的に預かり、しつけや基本のお手入れをしてくれる便利なスポットのことを言います。
今回は犬の託児所について詳しく、特徴やサービス、利用することのメリットを詳しくお伝えしていきたいと思います。
犬の幼稚園、しつけ教室運営しているドッグトレーナーによる体験談も合わせて参考にしてくださいね!
この記事はこんな方におすすめ
- 犬の託児所について知りたい
- 犬の託児所の料金が知りたい
- 犬の託児所の利用を検討している
- 犬の託児所の1日の流れを知りたい
目次
犬の託児所ってどんなところ?主なサービスや特徴をチェック!
しつけ教室や幼稚園など、犬を預かるスポットはたくさんあるものの、託児所というと日本ではまだまだ馴染みがないのが現状です。
ですがヨーロッパやアメリカではプロの犬のケアスタッフに面倒を見てもらったり、遊びや散歩が必要な子犬・シニア犬をメインに預かり、さまざまなサポートやサービスを提供する託児所・デイケア・デイサービスが定番化しています。
犬の託児所についての詳しいサービス内容や特徴を見ていきましょう。
忙しい飼い主さんにも安心
犬の託児所は、希望している時間帯に子犬やシニア犬を預かってもらえるため、飼い主さんの生活ペースを守ることが可能になります。
成犬に比べて、シニア犬や子犬はカラダとココロともにデリケートなので、常に目が離せない状態に感じますよね。
ですが犬の託児所を利用することでプロのトレーナーにシニア犬、子犬の愛犬を任せられるため、飼い主さん自身の時間を有意義有効に使ってストレスや悩みの解消にアプローチできますよ。
そんな時に犬の託児所はとても助かるサービスです!
多彩なサポートサービスが受けられる
犬の託児所は、人間でいうデイサービスや赤ちゃんを預かってもらう保育園のような役割があり、以下のような多彩なサポートサービスを受けることができ、愛犬の健康や安全を守ることに役立ちます。
散歩、遊び | グラウンドや屋外でのお散歩、遊び |
しつけ | マテ、ふせ、おすわり、おいでなどの基本的なしつけを学べる |
お手入れ | シャンプーやトリミング、耳の掃除など |
託児所に通うシニア犬、子犬は、成犬に比べるとしつけや社会化トレーニングを覚えるまでにそれなりの時間がかかり、繰り返して教える必要があります。
忙しい毎日を過ごす飼い主さんでも、愛犬の健康や安全、社会性を身につけるために必要なメソッドを任せられるところも託児所の大きな利点と言えます。
幼少の子から、シニアの子まで幅広い年齢の子が、普段利用してくれています。
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主なスケジュール
犬の託児所では、以下のようなスケジュールが主となっています。
ポイント
- 午前8~9時:登園、健康チェック
- 午前10時に遊びやおやつ
- 午後12時にごはん
- 午後1~2時にかけて遊び、しつけ、お手入れやお昼寝
- 午後3時に散歩、触れ合う遊び
- 午後5~7時の間に飼い主さんのお迎え、1日の様子をヒアリング、アドバイスを受けて帰宅
※施設によって多少の違いがあり、あくまで一例となっております。
犬の託児所に通うデメリットはある?知っておきたい注意点!
家でひとりでのお散歩が難しく、飼い主さんやケア専門のトレーナーや専門家によるお手入れ、コミュニケーション、遊びやしつけが必要になる子犬やシニア犬のマルチなサポートが受けられる犬の託児所。
メリットが多い犬の託児所ですが、いくつかのデメリットもあります。
犬の託児所を利用したいと感じた際に押さえておきたい、デメリットや注意点を詳しくまとめてみました。
費用がそれなりに高額であること
犬の託児所のデメリット、注意点は、サポートサービス内容がとても充実している分、費用がかかるということ。
託児所を利用する子犬やシニア犬は、お散歩やお手入れ、健康に関するケア、しつけとトータル的なサポートが必要になるため、一時的にしつけ教室や幼稚園に預けるよりも高額になってしまう場合があります。
犬の託児所の一般的な相場は、
ポイント
- 1回あたり3,000~9,000円
- 毎日1日いっぱいまたは数時間で数万円~20万円
とそれなりに高額なため、経済的な面での計画を立て余裕を見ておく必要があるでしょう。
利用する前に問い合わせてみましょう!
犬の託児所自体がまだまだ少ない
サポートサービス内容が豊富で、海外ではもちろん日本国内でもニーズが高まりつつある犬の託児所。
ですが日本の場合はアメリカやヨーロッパに比べると託児所の展開がまだまだ少なく、エリアによってはひとつも展開されていないケースがめずらしくはありません。
ただ、日本に犬の託児所は少ないものの、幼稚園やしつけ教室では、
ポイント
- 子犬、シニア専用のコースが展開されている
- しつけ、お手入れ、散歩、遊びなどトータル的なプランがある
というケースもあるため、託児所にこだわらず幼稚園やしつけサービスにもフォーカスを向けて検索してみることがおすすめですよ。
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おわりに
成犬よりも心身ともにデリケートで、ちょっとしたきっかけがケガや病気につながりやすい子犬やシニア犬。
犬の託児所は子犬やシニア犬の愛犬を飼い、飼い主さん自身ではケアやしつけ、遊びが追い付かないと感じる方に便利なサービスとなっています。
ぜひ今回のコラムをきっかけに理想の託児所を見つけて、大切な愛犬の健康と安全を守ってくださいね!