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犬の服従訓練とは?必要性とメリット、やり方のコツをお伝えします!

犬の服従訓練について、頻繁に見聞きすることがあるものの、その必要性やメリット、やり方についてはまだまだ未知な部分があるのではないでしょうか?

犬の服従訓練は愛犬が飼い主さんのしつけを守ってお互いに快適な暮らしを維持するために必要な訓練のことを言います。

ここでは犬の服従訓練が必要な理由としつけのメリット、上手にトレーニングするためのコツをわかりやすく解説してみたいと思います。

犬の服従訓練とは?必要性とメリットを解説!

犬の服従訓練は、飼い主さんが愛犬をしつけるシチュエーションにて出す、さまざまなコマンドに犬が従う理想的なあり方のことを言います。

ここではさらに詳しく、犬の服従訓練がどのようなものなのか、必要性とメリットを一緒に見ていきましょう。

犬の服従訓練の定義

犬の服従訓練は、飼い主さんのコマンドに対して、犬が理解し、それに従順に反応して指示やしつけ、トレーニング内容を学び、覚えていく訓練のことを言います。

犬の服従訓練には主に、

ポイント

  • おすわり
  • マテ
  • ハウス
  • 放せ
  • 来い
  • つけ
  • ふせ

などがあり、犬を迎え始めた場合はおすわり・マテの服従訓練からスタートし、徐々にハウスや放せ、ふせといった服従訓練にステップアップしていきます。

犬の服従訓練は根気が第一でもあり、犬は飼い主さんが出すコマンドを一度に覚えることが難しいため、服従訓練はコツコツとステップアップしていくことが基本のやり方になります。

犬の服従訓練の必要性とメリットについて

犬の服従訓練は、飼い主さんが自分よりも優位な立場にある、ということを認識させるための訓練でもあります。

犬に服従訓練を施していくと、

  • ポイント

    • 飼い主さんと犬との上下関係が維持できる
    • 散歩中や自宅内での思わぬトラブルを予防する
    • 犬の従順さを引き出す
    • 犬が成長した際にも適切な上下関係をキープできる

などの必要性・メリットがあり、服従訓練は警察犬や使役犬のみならず家庭犬の基本的なしつけとして知られています。

犬の服従訓練のやり方とコツを押さえておこう!

犬の服従訓練は、必要なしつけと同じように、

ポイント

  • 叱ったり叩いたりしないこと
  • 犬が服従訓練を覚えるごとにたくさん褒めてあげること

が基本になります。

犬の服従訓練について、ここでは始めるべきタイミングと主なコマンド、やり方をまとめてみました。

犬の服従訓練をはじめるべきタイミング

犬の服従訓練は子犬のうちから、散歩している時間すべてを当てることが適切(すべての接し方を最適化すること)と言われています。

散歩の時間が30分だとすると、10分の服従訓練ではトレーニングの一貫性に欠けてしまうことがあるため、散歩の時間はすべて服従訓練に当てるようにしましょう。

子犬の散歩は、成犬の散歩に比べると時間が短くなり、訓練時間も自ずと短くなります。

子犬は成犬に比べて極端に集中力の維持が難しいため、短い散歩の間中に一貫した服従訓練を行うようにすると、犬の集中力に応じたトレーニングがしやすくなるでしょう。

犬の服従訓練のコマンドとやり方

犬の服従訓練は、おすわり・マテが最初のステップになります。

犬の服従訓練のおすわりは、

ポイント

  • 愛犬が好きで反応しやすいご褒美を用意しておく
  • ご褒美を鼻の上や頭の後ろ側に持って行っておすわりを促す

ことが基本のやり方となり、おすわりの服従訓練を覚えると、犬を安全に注意力を維持したままの状態に整います。

犬の服従訓練のマテは、

ポイント

  • おすわりをマスターした後にしつけること
  • おすわりをさせて、飼い主さんが一歩下がってマテと指示を出す
  • 愛犬が止まった位置で手を突き出してジェスチャーする
  • 数秒そのままキープし、「よしよし、いい子だ」と思いっきり褒める

という流れになり、愛犬は服従訓練の動作と飼い主さんが出すコマンド・言葉を関連付けて学ぶことができるようになります。

犬の服従訓練のステップアップ

おすわりとマテの服従訓練をマスターすることができたら、次は来いの服従訓練にステップアップしてみましょう。

来いの服従訓練は、愛犬の好きなご褒美を鼻先で見せて2~3歩後ろに下がり、飼い主さんの方向に犬が向かってくるように誘うことがポイント。

このとき「おいで」や「来い」と言葉をかけながら誘導すると、犬は飼い主さんのコマンドとご褒美に興味を惹かれて、自然にこちらに向かってくるようになります。

犬の服従訓練の来いのコマンドは、犬に慣れていない人がいた際や散歩時、さらには飼い主さんとコミュニケーションを取りたい際にもスムーズにいく大切な内容となります。

犬の服従訓練の来いのコマンドは、愛犬がお留守番をする際のハウスの声がけにも使うことができ、飼い主さんはハウスの近くでこの訓練を行うことで、犬は留守番をする必要性を学び、徐々に落ち着きを取り戻すようになりますよ。

まとめ

犬の服従関係は、飼い主さんとの上下関係の線引きをしっかり付けながら、犬の賢い成長を促す重要なしつけになります。
これからの散歩時間に犬の服従訓練をプラスしながら、愛犬の成長に頼もしさや誇りを感じることができると良いですね。

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犬しつけ専門家(ドッグトレーナー )

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松尾邑仁

□日本警察犬協会公認ドッグトレーナー □1年間で犬のしつけをした日本最多頭数(個人)日本記録保持者 □家庭で今すぐ使えるしつけ情報・ペットを取り巻く社会問題について発信中! ◎ダメ飼い主→修行10年→資格取得→独立→日本記録保持者&しつけ教室を運営中!

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