【プロ解説】犬のハウスのしつけはどうやる?必要性とトレーニングの流れを解説!

犬のしつけ
東京DOGS 褒めるしつけトレーニング

愛犬と一緒に過ごしながらも、飼い主さんがひとりになりたい時や愛犬を落ち着かせたい時に用いるハウス。

愛犬だけのテリトリーを持てるハウスのしつけですが、やり方が難しく流れがつかめないと悩んでいませんか?

今回は犬のハウスのしつけの必要性と教えるメリット、基本の流れを詳しく解説

このコラムを見れば、飼い主さんが求めるタイミングで愛犬をハウスで落ち着かせることができ、お互いのバランスが取れた過ごし方・環境が整います

犬の幼稚園、しつけ教室運営のプロドックトレーナーによる犬のハウスしつけのポイントをぜひ最後までチェックしてくださいね!

松尾 ゆうと

動画でもかんたん解説しています!

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犬のハウスしつけ、なぜ必要?

Dog cartoon design vector illustrator

犬をはじめて飼う飼い主さんの中には、愛犬と一緒に過ごす時間を大切にしたい気持ちが強いことで、「ハウスしつけは愛犬が可愛そう、居心地が悪そう、そもそも狭そう…」とネガティブなイメージを持つケースが意外に多いよう。

ですが愛犬にハウスしつけを覚えさせておくと、これまでにはイメージできなかったようないくつものメリットや利便性、安心を得ることができるんです。

犬のハウスしつけについて、必要な理由や目的を詳しく見ていきましょう。

病院、ペットホテル、災害時、留守番などに対応しやすい

愛犬の病気やケガ、災害時のトラブルなどはいつなんどき起こっても決してめずらしくはありません。

犬のハウスしつけは、病院やペットホテル、災害時や留守番時に自宅以外の場所に移動する際にカートとして持ち運びができるため、入る機会も多く普段から慣れさせておく必要があります。

病気やケガ、災害時は一刻も早く愛犬を安全な場所、病院で連れていく必要があるため、健康と安全を守るためにもハウスに入る犬の習慣は欠かせない重要点と言えるのです。

飼い主さん、愛犬お互いがリラックスできる

人間も犬も、お互いにべたべたしたい時もあれば、逆にひとりでのんびり自由気ままに過ごしたいと思うことがあります。

犬のハウスしつけは、飼い主さんと愛犬がお互いにリラックスして過ごすために適度な距離感をキープできる、大切なしつけです。

そして犬はもともと、自分だけの落ち着く場所・テリトリーを必要とする性質があります。

そのためハウスしつけを習慣にし覚えさせておくと、愛犬が自由なタイミングでリラックス・自分だけのテリトリーを守って過ごせるため、健康と安全に維持、お互いのバランスを取った過ごし方ができるようになるのです。

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犬のハウスしつけ!ポイントと流れを詳しくチェック

Playful Dog with Dog House

愛犬と飼い主さんののびのびとした自由な過ごし方、適度な距離感をキープでき、病気やケガの際にもすぐに愛犬を守れる、犬のハウスしつけのポイントと流れを詳しくまとめてみました。

犬のハウスしつけは愛犬が覚えるまでに時間がかかるケースもあるため、

  1. できれば毎日繰り返すこと
  2. いったん覚えても定期的にしつけること
  3. 少しずつ進めること
  4. ハウスを犬がいい印象に思えるようにしていくこと

を心がけましょう。

さっそくハウスしつけのポイント、流れをチェックしてくださいね。

犬のハウスしつけを教える際のポイント

愛犬にハウスしつけを教える際には、

  1. ハウスを愛犬の目に付きやすい場所に出しておく
  2. ドアを開放しておく
  3. 無理に閉じ込めない
  4. 抱っこせずに入れるようにする
  5. いい印象に変えていくこと
  6. 少しずつすすめること

上記がポイント。

愛犬の目の届きやすい場所にハウスがあれば、初めて見る家具や物に対する恐怖や警戒がなくなることでハウスしつけがスムーズになります。

また初期の段階ではドアを開放しておくことも、入ってからその場で長くリラックスさせるための重要なポイント

無理に閉じ込めようとしてしつけると愛犬は怖い思いをしてしつけができなくなるため、あくまで自然を心がけましょう

そして抱っこでハウスに入れると、飼い主さんが抱っこしなければ入らなくなるケースが多いため注意が必要ですよ。

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犬のハウスしつけ、基本の流れ

ここまでのポイントを押さえたら、次は愛犬のハウスしつけの実践・流れを押さえておきましょう。

①おもちゃ、おやつを用意 愛犬をハウスへスムーズに誘導するため
②ハウスに入ったらおもちゃやおやつをあげる ハウス内に犬の体が入ったら、すぐにおやつやおもちゃをあげて、いい印象に変えていくことが大切
③入る瞬間に「ハウス」と声をかける 「ハウス」の指示でハウスに入る習慣をつけていくようにする
④長く入れるようになったら扉を静かに閉める 車での移動、災害時、お留守番などの訓練になり、扉を閉めた状態でも愛犬が落ち着いていられるようにする

ハウスしつけの③の段階ではすぐに外に出ようとすることが自然ですので、毎日繰り返ししつけをしてコツコツ慣れさせるよう努力してみましょう。

①~④までのハウスしつけがひととおりできるようになったら、いつも以上に褒める・撫でる・ハグをして愛犬を喜ばせてあげてください

すると「ハウスに入った、過ごしたら飼い主さんがいっぱい褒めてくれた」と成功の体験になり、ハウスで過ごすことが習慣になっていきますよ。

松尾 ゆうと

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まとめ

Closeup photo of pretty girl and her dog sitting in autumn the park Lovely blonde having good time together with her pet

飼い主さんと愛犬が心地よく、バランスの良い距離感を保てる犬のハウスしつけ。

今日からのハウスしつけで愛犬が慣れ、いつも以上にリラックスできる変化を期待してみてくださいね。

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