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【プロ解説】犬のしつけ3選!迎え入れたら早めに実践しておきたいしつけ

犬を迎え入れた際には、まずは基本的なしつけを覚えてもらおうと準備をすることが自然ですよね。

犬の表情や振る舞い、要望に答えて安心に暮らすためのしつけは意外に多くのバリエーションが存在しているんです。

今回のコラムでは、犬を迎え入れた際に必要なしつけを一覧で解説!

犬に必要なしつけ一覧をひとつひとつチェックしながら、時短でできるポイントと注意点を合わせて参考にしてくださいね。

犬のしつけ一覧その①【お手・おかわり】

犬の基本的なしつけとなるお手・おかわりは、それができるようになるといっそうに愛犬にいとおしさと利口な思いを抱くことができます。

ここでは犬のかわいらしさやひたむきさ、従順な魅力を早めに感じ取ることができるよう、お手とおかわりのしつけのポイントを学んでみましょう。

お手とおかわりのしつけの目的

犬を迎え入れた際に早めにマスターさせておきたいお手とおかわりのしつけには、

ポイント

  • お手の場合:右の前足
  • おかわりの場合:左の前足
  • おやつやご褒美、遊びやエサを要求する際のしつけ

という目的や特徴があり、犬がお手・おかわりを覚えることで、飼い主さんとのコミュニケーションを深めたり、犬自らの願いに答えてあげるよと、思いやりを示すしつけになっています。

お手・おかわりのしつけ方

お手とおかわりのしつけは、はじめにお手から教えることが自然な順序になります。

愛犬の正面に行き、腰やお尻にそっと触れておすわりをさせたら、声がけやおもちゃ、おやつを見せながら犬の意識を飼い主さんに向けるよう、集中させてみましょう。

その後、お手と声をかけながら犬の右前脚に触れて、持ち上げて自分の手のひらにのせましょう。

お手の際には、犬の足に軽く振れたり、さするようにすると犬は手を持ち上げようとするため、このタイミングで名前を呼んだりおもちゃやおやつを与えます。

繰り返しのお手のしつけで、犬は徐々に前右足を上げることを覚えるため、おかわりもスムーズにできるようになります。

お手・おかわりのしつけに犬が成功したら、撫でて抱きしめるなどの褒め動作を思いっきり行うようにしましょう。

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犬のしつけ一覧その②【「ノー!」ダメと伝える方法】

犬を迎え入れたりお散歩デビューをすると、これまでとは違った環境に身を置かれたことで、犬は喜び、落ち着きのない動作を繰り返すことがあります。

まわりの人に迷惑をかけたり、飼い主さんのストレスを強くさせないためにも、ここでは犬にダメだと伝える「ノー!」のしつけについて学んでみましょう。

「ノー!」のしつけの目的と必要性

犬を迎え入れた際、「ノー!」と教えるしつけが必要になるのは、

ポイント

  • 万が一の予期せぬ事故やトラブルを防ぐ
  • 拾い食いなどの心配なトラブルを未然に予防する
  • 散歩を穏やかに、安心して行う

といった目的があります。

犬を迎え入れると可愛い気持ちが高まって、なかなか「ノー!」と言えない飼い主さんは意外に多いもの。

ですがダメなことをダメと犬にしつけるのは、犬の利口さを育み、飼い主さんが安心するためにも必要なしつけとなっています。

「ノー!」と伝えるしつけ方

犬に「ノー!」と教える際のしつけは、言葉を統一することがポイントになります。

その理由は、「こら!」「ダメダメ!」といういくつもの叱る言葉を犬に伝えてしまうと、犬は混乱し、どの言葉がダメなのか判断が付きにくくなってしまうため。

犬の落ち着きを取り戻すために、「ノー!」や「ダメだよ」を言葉は統一し、繰り返しやさしい言葉で声がけをしましょう。

また犬を叱る際は、良くない行動をした瞬間に即「ノー!」と伝えることがポイント。

後になってぐちぐちと犬を叱っても、現状は悪いことをしていないため、犬はなぜ叱られているのか理解できず、飼い主さんに恐怖心を抱くこともあるので注意しましょう。

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犬のしつけ一覧その③【ワンツー】

飼い主さんにとって犬のしつけでは、トイレを早く覚えてもらって安心したい気持ちが強いのではないでしょうか?

ここでは犬のトイレのシーンに覚えておきたい、「ワンツー」のしつけの目的と方法について解説します。

ワンツーのしつけの目的と必要性

ワンツーのしつけは、そのコマンドを聞くと犬がスムーズに排泄を済ます、まるで魔法のような効果があると言われているんです。

またワンツーのコマンドには、

ポイント

  • 家、外どちらでもトイレがしやすくなる
  • 犬がトイレの場所を覚えやすくなる
  • 粗相を防ぐ

などの目的・必要性があるため、犬を迎え入れたらすぐにワンツーのしつけを始めるようにしましょう。

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ワンツーのしつけ方

ワンツーを教える際には、犬と一緒に過ごす家の全体にトイレシートを敷き、トイレをしたい素振りを犬が見せたら、「ワンツー」とやさしく声をかけましょう。

犬が床のニオイを嗅いだり、落ち着きなくお尻を振る際には、トイレがしたいサインと言えます。

ワンツーの声がけでトイレができたら、「えらいね、よくできたよ」と犬を褒め、

ポイント

ようにしましょう。

 

まとめ

犬に必要なしつけ一覧は、集中力と根気、決して怒らず褒めてやさしい声がけを心がけることが成功の秘訣になります。

犬と楽しいコミュニケーションを取りながら、お伝えしたしつけ一覧をさっそく始めてみてくださいね。

 

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犬しつけ専門家(ドッグトレーナー )

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松尾邑仁

□日本警察犬協会公認ドッグトレーナー □1年間で犬のしつけをした日本最多頭数(個人)日本記録保持者 □家庭で今すぐ使えるしつけ情報・ペットを取り巻く社会問題について発信中! ◎ダメ飼い主→修行10年→資格取得→独立→日本記録保持者&しつけ教室を運営中!

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