プロが教える犬のオヤツの正しい使い方実践編!【プロドッグトレーナー解説】

犬のしつけ
東京DOGS 褒めるしつけトレーニング

しつけはもちろん、愛犬とのコミュニケーション時に使うことが多い「おやつ」ですが、

「どんなタイプを選べば良いのかわからない

「おやつをあげる適量は?」

「おやつを使ったしつけ、遊びが知りたい」

などなど飼い主さんそれぞれにいろいろな悩みや疑問があることでしょう。

今回はネット上ではなかなかアップされていない、おやつの正しい選び方・あげ方・1回にあげる適量と、おやつを使った実践テクニックを詳しく解説

このコラムを読めばきっと、愛犬のしつけに役立つおやつの基礎・応用知識が身につきますよ。

業界歴15年のドッグトレーナーが実際の現場の声も踏まえて解説するのでぜひ、最後までご覧になってくださいね。

松尾 ゆうと

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おやつの選び方

みなさんは、愛犬にどんなタイプをおやつをあげていますか?

犬のおやつとひとことに行っても、いろいろなバリエーションがあるので、どれが良くてどのタイプを避けるべきなのか、判断が難しいと感じてしまうでしょう。

ここでは愛犬のしつけやコミュニケーションがスムーズになる、おやつ選びのポイントをお話してみたいと思います。

ジャーキーのすすめ

愛犬にあげるおやつで多かったのが「ボーロ」。

もちろんボーロでも問題はないのですが、もっと最適なおやつが「ジャーキー」なんです。

愛犬のしつけやコミュニケーションにジャーキーが適しているのは、

  • 適量にちぎってあげられる
  • 噛み応えがあるため、長時間のトレーニングに最適
  • 使い勝手が良い
  • 咀嚼→飲み込みですぐ次の動作にうつれること

という理由があるからなんです。

ボーロの場合は崩れてしまったり余計に工数がかかってしまう可能性があるため、しつけの面だけで言うとジャーキーの方が使いやすいです。

またガム状のおやつも、噛むのに時間がかかってしつけやコミュニケーションから愛犬の意識が反れてしまい、集中力・モチベーション維持が難しくなるため要注意

その点ジャーキータイプであれば細く噛み応えがあるので、愛犬の集中力・モチベーション維持に役立ちますよ。

【プロ解説】犬のしつけの正しい遊び方3選!今日からできる実践法と注意点を解説

同じものを与えない

しつけや遊びに使うおやつは、基本的にジャーキーの使い勝手がバツグンですが、できればいろいろな食感・味のおやつを用意して愛犬が大好きなおやつを用意しておくこともおすすめです。

この理由は、ジャーキーの味に愛犬がマンネリを感じて口にしなくなり、結果的に遊びやしつけにも悪い影響が出てしまう可能性があるため。

愛犬の好きなドッグフードをおやつに代用しても良いので、いろいろなバリエーションを持っておくことがおすすめですよ。

犬のしつけがとてもよくできた時に「最大のご褒美」となるような犬が大大大好きなオヤツを用意することもいいです!

おやつのあげ方

愛犬のしつけや遊びでおやつをあげる時は、

  1. マメにあげる
  2. 褒めながらあげる
  3. ある程度しつけが身についたら2回に1回、3回に1回とあげる回数を少なくしていく
  4. 一回にあげる量は少なく(ジャーキータイプだと1回/5mmくらい)

というあげ方が重要なポイントです。

まずマメにあげるというのは、愛犬のしつけやコミュニケーションに対する集中力・モチベーションを高めキープしたり、飼い主さんに意識を向けて指示を聞いてもらうという目的があります。

そして褒めながらあげるというのは、愛犬がしつけを覚えるたびに撫でて声に出して褒めることで、「飼い主さんの言うことを聞いたらおやつがもらえた」と学習・インプットにつながります。

ある程度しつけが身につくようになったら、次はおやつなしでも指示をクリアできるよう、2回に1回・3回に1回と頻度を減らすようにしましょう

このシフトで愛犬の健康を守りながら、褒めるだけのアクションでいろいろな言いつけを守る理想のコンディションが整いますよ。

【保存版】犬しつけのおやつ選びと効果的な使い方をプロがかんたん解説!

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おやつを1回にあげる最適な量

おやつの選び方、あげ方と同じように気になるポイントが最適な量ではないでしょうか?

愛犬のしつけやコミュニケーション時にあげるおやつの量は、上記写真を参考に「ほんの少ない量」を心がけてみましょう。

一度にたくさんのおやつをあげてしまうと、

  • 愛犬がおやつを噛むのに時間がかかり、しつけや遊びから意識が離れてしまう
  • カロリー、栄養バランスが乱れてしまう
  • 次のしつけにシフトしにくくなる

というデメリットがあります。

逆に少量をこまめにあげるおやつの使い方なら、時間をかけずに咀嚼できて集中力・モチベーションをキープしつつ、次のしつけや遊びにシフトしやすいというメリットが!

もちろん、少量のおやつであれば栄養バランスの乱れ、健康面での影響も少なくなりますよ。

松尾 ゆうと

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おやつを使って実践!しつけはもちろん「遊び」もできる

おやつを使ったやり取りは、しつけはもちろん追いかけっこの遊びもでき、愛犬のストレスケア、運動不足解消につながります。

おやつを持ちながら走り回る遊びは、愛犬の好奇心を刺激したり飼い主さんのリードについていくしつけにも効果的!

まずは追いかけっこをし、おやつをあげたら次は「おすわり」「まて」「ふせ」など、ピンポイントで日常的に必要になるしつけをプラスしながらステップアップしてみましょう。

上記の流れは遊びと学びのメリハリがつき、愛犬もこれまでとは違った刺激や新鮮味、楽しさを感じることでしょう!

おわりに

おやつを上手に使ったトレーニングは、そのたびに愛犬との関係性が良くなり、学習スピードが上がる嬉しいメリットがあります。

おやつをあげてしつけができたら撫でながら思いっきり褒める、この繰り返しを心がけて愛犬のより良い変化を期待してみてくださいね!

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