愛犬のトイレのしつけは、家の中だけではなく、外トイレのマナーやルールと合わせて覚えさせておくと、犬はもちろん飼い主さんにとってもいくつもの安心メリットがあるんです。
今回は犬の外トイレがなぜ安心なのか、気になるメリットと上手なしつけ方をご紹介!
犬の外トイレの基本的なルールやマナーを守りながら外トイレもきちんと覚えてもらうことができるよう、しつけの基本や注意点、メリットについて一緒に学んでみましょう。
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目次
【犬の外トイレ】しつけておくと便利な理由を解説
お家の犬のトイレのしつけはマスターできていても、お散歩中の外トイレのしつけ方が難しい、犬もきちんと覚えてくれるだろうかと不安を抱く飼い主さんも多いのではないでしょうか?
犬の外トイレのしつけをしっかりと行っておくと、これまではイメージできなかったいくつもの安心感・メリットを感じられるようになり、愛犬とのお散歩時間がいっそうに充実するはず。
ここではさっそく、犬の外トイレをしつけておくメリットと安心のポイントをお伝えしましょう。
外トイレは犬の習性にマッチしている
犬は自分自身の巣、つまりはお家で身を置くことが多い場所を汚さない・汚したくはないと言う習性を持っています。
そのため、リラックスして過ごすためのお家よりも、解放的な気分になれる外トイレの方が犬の習性に合い、覚えやすくてトイレがしやすいことで、気持ちよく排泄ができます。
犬のトイレの回数は、成犬の場合、
ポイント
- 朝の1回
- 朝の散歩で1回
- 昼のおトイレ
- 夕方の散歩で1回
- 眠る前の1回
と1日4~5回程度のトイレの習慣があり、考えると外トイレができるのは、1日わずか数回程度になります。
外トイレをしつけておくことは、庭がある家なら外に犬を出すだけで排泄がスムーズになったり、ベランダに人工芝を張って外トイレを覚えさせることも可能。
外トイレのしつけ・犬の排泄は、このような工夫やアイディアで、天候が不安定なお散歩に行けない日でも、スムーズに・快適にトイレをさせることができるのです。
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飼い主さんのストレスが軽減される
犬に外トイレのしつけをしておくことは、意外に高額なコストがかかる、ペットシーツの費用削減にもつながります。
お家の中での犬のトイレは、シートの交換やこまめなトイレ掃除、衛生面での配慮など、飼い主さんはやらなければならないこと・注意しておくべき部分がいくつもあります。
また、お家の中での犬の排泄は、シートからはみ出てしまうことも多く、それが飼い主さんの負担やストレスになってしまうことも。
犬の外トイレは、飼い主さんが不安やストレスに感じやすい点をまるごと解決でき、お互いがストレスフリーに過ごせるメリットがあります。
外トイレのしつけは犬の健康につながる
外トイレのしつけは、それだけで犬の健康につながるポイントがいくつもあるんです。
お家の中でのトイレのしつけは、根気と集中力、さらには飼い主さんの時間を犠牲にしてトレーニングをする必要があるもの。
またお家の中での犬のトイレは、飼い主さんのスケジュールに合わせて排泄させることもあり、犬が排泄をしたいと思ってもそれができず、心身両面での負担が心配になってしまいます。
飼い主さんのスケジュールに合わせた犬の外トイレはときに、
ポイント
- 頻尿
- 膀胱炎
- そもそも尿意を感じなくなる
などのリスクも。
犬の外トイレは、犬が排泄をしたい際に、自然なタイミングでさせることができるため、犬の大切な健康に配慮したしつけのひとつとも言えるんですよ。
【犬の外トイレ】安心手軽なしつけ方をマスターしよう!
犬の外トイレは、お家でさせる排泄よりも、犬・飼い主さん両方にいくつもの安心ポイントがあるのだと理解できたのではないでしょうか?
飼い主さんにとっては、お家トイレのしつけが難しかったために、外トイレはもっとハードルが高いのではないかと不安に感じることもあるでしょう。
ですが実は、犬の外トイレはお家の中でのトイレのしつけよりも手軽でカンタン、犬も早くマスターできるメリットがあるんです。
ここでは犬の外トイレの安心手軽なしつけ方について一緒に見ていきましょう。
排泄タイミングを見て外に連れていく
犬の外トイレのしつけは、
ポイント
- ご飯を食べた後
- お昼寝の後
- 寝る前
といった、犬が排泄しやすいタイミングを見ながら、外に連れていくことが基本になります。
このしつけは成犬でも同じで、排泄しそうなタイミングごとに外に連れていくと、トイレをしても良いと犬が自身にインプットし、すぐに排泄できるようになりますよ。
犬がソワソワしたら外に連れていく
犬は排泄しやすいタイミングの他にも、カラダを揺らしてトイレを飼い主さんに伝えたり、地面のにおいをしきりに嗅いだりしてトイレの催促をすることがあります。
犬がソワソワとカラダを揺らしたり、地面のにおいをかいでるのに気付いたら、できるだけ早めに外に連れ出し、トイレをして良い旨を褒めながら伝えるようにしましょう。
「するまで待つ」が基本しつけ
犬の外トイレのしつけにおいて「するまで待つ」という人間側のスタンスはとても大切。
なぜなら、犬のトイレ(排泄)は生理現象なので人間がいくら「はやくトイレしてほしい!」と願って促してもすぐにできるというものでもないということ。
なので、するまで根気強く待ってあげることは基本スタンスとして大切です。
まとめ
外トイレのしつけを継続していく内、犬はトイレをしたくなると、窓やドアをたたいて飼い主さんに知らせてくれるケースもあります。
そんな嬉しい変化を期待しながら、マナーとルールを守った犬の外トイレのしつけをマスターしていってくださいね。