記事の監修者

東京DOGS 褒める犬のしつけトレーニング
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松尾ゆうと

□日本警察犬協会公認ドッグトレーナー □家庭で今すぐ使える"しつけ情報"を発信中! ◎ダメ飼い主→修行10年→資格取得→独立→□しつけ教室を運営中!

【プロ解説】愛犬がおすわりできないのはナゼ…?意外な原因としつけ法を解説!

愛犬のおすわりのしつけを繰り返し教えているのになかなか覚えてもらえない…。

当スクールでも多くご相談をいただくお悩みのひとつです。

また飼い主さんの教え方などいろいろなウィークポイントに気づけていないことが原因となっている場合があります。

犬がおすわりをする仕草は、健気で従順に見え、いろいろなしつけを教える際にも必要な体勢と言えるもの。

今回の記事内容は、当スクールでもお客様にお伝えしている実際の内容になり、愛犬がおすわりできない時に考えられる理由と、早く覚えてもらうための正しいしつけ策をわかりやすく解説しています!

ぜひ最後までご覧ください!

愛犬がおすわりできないのはどうして?よくある原因をチェック!

飼い主さんにとって犬がおすわりをする体勢は、特別なしつけをせずとも自然にできるようなイメージがあるものですよね。

それなのにどうして愛犬がおすわりできないのか、ここでは意外に気づけなかった原因を詳しくお伝えしてみたいと思います。

犬がわかりづらい…?手のコマンドに問題アリ

犬のおすわりのしつけは手の仕草("ハンドサイン"や"指符"と言ったりします。)を使って教えてあげると、犬の視覚情報にも伝えることができるのでとても効果的です。

ただこの手の仕草が間違ってしまうと犬が混乱してしまい、おすわりがうまくいかない原因のひとつになります。

正しいおすわりの手の仕草は、「下から上に手を動かしながら伝えてあげる」ことです。

なぜなら、犬の体の構造は「頭が上がるとお尻が下がる体の構造」になっているから。

「犬の頭があがれば、尻さがる」という犬のしつけの格言があるくらいです。

なので巷のトレーナーさんや訓練士さんをみても必ず手を下から上に動かしながら犬におすわりの指示を出しているはず

この理論に反して手を上から下に動かしてしまったり、手を横に移動してしまったりすると犬の体の構造に反しているので素直に犬が指示を汲みとれない場合があります。

ポイント

  • 犬の頭を上にあげるような手のコマンド動作を
  • 言葉の指示だけでなく、手の指示も使うこと

上記を意識して犬のしつけに取り組むと犬のおすわりの理解度があがるようになります!

ゆうと
この考えはとても大切で、犬のしつけにおいての"原理原則"といわれてるくらい大切です。

「犬の頭があがれば、尻さがる」の言葉を念頭に日頃のしつけに取り組んでみてください!

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外の環境がおすわりできない原因に

お散歩中に愛犬を落ち着かせようとおすわりのしつけを教えたら、余計に興奮してしつけどころではなくなってしまった…。

そんな経験・トラブルもちらほらとあるのではないでしょうか?

愛犬がおすわりを覚えられないのは外の環境が原因になることがあり、

注意ポイント

・外の刺激が多いことで犬が集中できない

という心理が働いている可能性があるんです。

犬のしつけ初期において環境づくりはとても大切で、「刺激が少なく集中できる環境」をつくってあげることは犬の理解度に大きく関係することです。

なので、プロの犬の訓練士やドッグトレーナーもしつけに取り組む事前準備として「犬がしつけに集中して取り組める環境」を設定してあげます。

通常お散歩の環境は、車、人、犬、バイク、小動物、刺激音など刺激が強いものがあるのが常で、犬が集中できない環境と言えるんです。

そう。。

なので何気なく行っている普段のお散歩は実はとても難しい高度なしつけトレーニングの環境なんです。。

犬の訓練試験では、「同伴犬訓練試験(BH)」というものがあり、普段のお散歩環境に似た状況での試験がありますが、試験の中でも高度な試験になります。

上記のことからもわかるように”落ち着いてお散歩にいくこと”ってとても難しいのです。

ゆうと
プロはわかっている”お散歩”の難しさ。犬のしつけの中でも”最終段階”というくらい難しいお散歩のしつけ。

まずは正しい環境づくりから見直してみましょう!

ご褒美ナシや褒めが足りないからかも

愛犬に繰り返しおすわりのしつけを教えているのになかなか覚えてもらえない…。

そんな状況はご褒美がなかったり、できた時の褒めが足りないことが原因かもしれません。

愛犬がおすわりのしつけを覚えるためには、

ポイント

  • おすわりができたらご褒美”いいこと”がもらえる(起こる)
  • おすわりしたら飼い主さんが思いっきり褒めてくれた

という成功や喜びの体験を増やしていくことがポイントになります。

そしてどんな犬でも、ご褒美や飼い主さんから褒めてもらうことは何よりの喜び・楽しみになるもの。

そのため、愛犬が一度でもおすわりをしているのにご褒美ナシ、褒めてあげられていないドライな接し方は、愛犬を不安・不満にさせておすわりが覚えられない原因になってしまうのです。

ゆうと
犬がよくできた時に”褒めること”ってとても大切。

普段お客様を指導していても「もっと褒めてください」とお伝えすることがほとんど。

褒めることで犬自身の理解が深まり、より意欲的しつけに取り組んでくれるようになります!

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愛犬が時短でおすわりをマスターできる!しつけの手順をチェック

愛犬がおすわりのしつけを覚えてくれないのには、いろいろな原因があるんですね。

愛犬がおすわりを時短で覚えられる、しつけの手順やポイント、注意点をまとめてみました。

step①おすわりのしつけに必要なアイテム
  1. フード(おやつ)とトリーツポーチ、リードを用意
  2. おすわりができた際のご褒美フード(おやつ)をすぐに上げられるよう、トリーツポーチに入れて準備しておく
  3. リードは愛犬に指示を伝えやすくするための目的がある
step②フード(おやつ)を握り、その手に愛犬の意識を集中させる
  1. フードを手に握って愛犬の鼻先に持ってくる
  2. おすわりのしつけに集中させるため、手に握ったフード(おやつ)のにおいを嗅がせるのもgood!
step③犬を上に向かせるよう、手を上にあげる
  1. 犬の意識が手に集中したとわかったら、手を上に上げていく
  2. もう片方の手で犬のお尻をやさしくタッチすると自然におすわりの体勢に整う
step④おすわりができたらご褒美と褒め言葉をかける
  1. 愛犬のお尻がすとんと床についたら、「いい子ね」「えらいね」「よくできたね」と褒める
  2. 手を開きご褒美をあげる
step⑤①~④の繰り返し
  1. ①~④までの手順を繰り返し、おやつなしでもできるようになるまで継続する
  2. お尻を撫でる、トントンとタッチするだけでおすわりができるように繰り返す

※愛犬に教えるおすわりのしつけは、

ポイント

  • 愛犬を落ち着かせて問題行動を未然予防する
  • 問題行動に気づいた際のストップしつけ
  • 飼い主さんとのコミュニケーション
  • アイコンタクトや序列関係を気づくためのしつけにステップアップ

といういくつもの目的があるため、愛犬を迎え入れたら早いタイミングで行うようにしましょう。

おわりに

犬は基本的におすわりの体勢が自然にできる生き物でもあるので、お伝えしたポイントのしつけは時短成功にアプローチできます。

愛犬の従順な姿に誇らしさを感じられるよう、おすわりの正しいしつけをコツコツと積み重ねてくださいね◎

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松尾ゆうと

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