犬のしつけは初めて迎え入れた際にはもちろん、愛犬が成長するに従って教える内容を変える必要も出てくることから、
「自分でしつけをやるのが良いの?」
「やっぱりしつけ教室に愛犬を預けた方がいいのかな…」
などの悩み・ギモンを抱いてはいませんか?
今回はそんな悩みを持つ飼い主さんに向けて、
ポイント
- 愛犬を自分でしつけるメリットとデメリット
- 犬をしつけ教室に通わせるメリットとデメリット
の両方の観点を解説。
飼い主さんのニーズに合わせた理想のしつけ方法を見つけるために、自分でのしつけと教室通いのメリット・注意点を解説します!
目次
愛犬のしつけは自分で!そのメリットとデメリットは何?
愛犬のしつけを自分で行いたいと感じている飼い主さんに向けて、知っておきたいメリットとデメリットをまとめてみました。
犬のしつけを自分で行うメリット
飼い主さん自らが愛犬のしつけを自分で行うことは、
ポイント
- 常に愛犬の様子を確認できるため、些細な変化や変調にも気づきやすい
- しつけを教える上で犬の性質や本能、欲求を理解していくことができる
- 愛犬と一緒に成長できる
- 愛犬との信頼関係、絆が深まる
といったいくつものメリットがあります。
特に犬を迎え入れたばかりの場合は、愛犬は知らない環境で暮らすことの不安を抱きやすくなります。
そんな中での飼い主さん自らのしつけや触れ合いは、愛犬を安心させて環境に慣れさせながら、健やかな成長をサポートする要素となるでしょう。
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犬のしつけを自分で行うデメリット
犬のしつけを自分で行うことにはそこまで大きなデメリットはないものの、
ポイント
- 間違ったしつけに気づけないケースがある
- 慣れるまでに今期や集中力が必要
- 人間の労力や時間がかかってしまう場合がある
- 素直に外部の力(プロなど)を頼ったほうが短期で改善できるケースがある
などの注意点があります。
犬を飼い始めてからのしつけは、飼い主さんが思っている以上にたくさんの内容があるため、ひとつひとつを教えてクリアしていく、人間側の時間的・精神的な余裕も必要になるでしょう。
はじめのうちにどれだけ愛犬と一緒にいられる時間を確保できるか、愛犬のしつけに多くの時間をかけられる飼い主さんの場合は、自分で行うしつけが特に向いていると言えますよ。
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愛犬をしつけ教室に通わせるなら?知っておきたいメリットとデメリット
自分で愛犬のしつけを行うのに、時間的にも気持ち的にも余裕がないと感じる飼い主さんに、犬のしつけ教室(プロへの依頼)は基本から応用までのトレーニングを一任できる安心感があります。
ここでは愛犬をしつけ教室に通わせてさまざまな学びを与えていきたいと思う飼い主さんに向けて、気になるメリットと注意点をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
犬をしつけ教室に通わせるメリット
愛犬をしつけ教室に通わせるメリットには、
ポイント
- 正しいしつけのみを学べる
- 飼い主さんのライフスタイルが崩れにくい
- 飼い主さん同士のコミュニティーにつながる
- 他に犬、飼い主さんと触れ合いながら社会勉強をさせられる
- 家にいる時のしつけのコツやアイディアを学べる
などがあります。
自分で行う犬のしつけは、試行錯誤の連続でもあり、本当に正しいしつけ・間違っているしつけの見極めができないケースがあります。
愛犬をしつけ教室に通わせることは、正しいしつけのみを学んで、自分でしつけた際よりも早い段階での成果や犬の成長が実感できるというのも大きなメリットです。
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愛犬をしつけ教室に通わせるデメリットとは?
愛犬をしつけ教室に通わせることは、圧倒的にメリットが多いもののいくつかの注意点があります。
愛犬のしつけ教室の注意しておきたいポイントは、
ポイント
- 教室で覚えたしつけと、飼い主さんのしつけに齟齬が出て愛犬が戸惑う
- 臆病で他人に慣れていない犬の場合は逆にストレスになる
- 金銭的な問題も発生してくる
といった心配な影響が出てしまうケースもあります。
愛犬をしつけ教室に通わせる際には、このような影響をなくしていくためにも、
ポイント
- 人間社会やさまざまな環境に十分に慣れさせておく
- 飼い主さん自ら正しいしつけを勉強し、覚えていく
- 人間側の経済的面も考慮する
ようにしましょう。
愛犬がしつけ教室に通っていたとしても、飼い主さんと一緒にいる際には臨機応変にしつけを変えていく必要があります。
愛犬が混乱しないためにも、飼い主さんも自身も愛犬のしつけに関して「学ぶ姿勢」が大切です。
おわりに
犬のしつけを自分で、それともしつけ教室に預けるのが良いのかを判断するためには、愛犬の性格や飼い主さんの日常生活、時間配分などをもう一度見直してみることがポイントです。
犬を迎え入れてから最初のうちに必要になるしつけは、
ポイント
- 環境に馴染ませる
- 決まった場所での排せつ
- おすわりやマテのコマンド
- 食事やお散歩のルール、マナー
- 普段のお手入れのため、体に触れるのを慣れさせる
などがあります。
そのため、自分でorしつけ教室それぞれのメリットとデメリットを照らし合わせながら、ご自身と愛犬にあった最適なしつけの教え方や手段を判断してみましょう。
飼い主さんと愛犬にベストなしつけ方法を見つけて、健やかで安心の暮らしを手に入れてくださいね。