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【保存版】愛犬の拾い食いを簡単ストップ!しつけポイント3選と効果的な対処法を解説

愛犬とのお散歩中、小石や草などを拾い食いするクセに気づき、病気やケガの原因になるのではないかと不安に感じていませんか?

愛犬の拾い食いに気づいて、口の中のものを取り上げようとすると、落ち着きなく暴れたり、噛みついてしまうトラブルを経験した飼い主さんも少なくはないでしょう。

今回のコラムでは、愛犬の拾い食いに悩む飼い主さんに向けて、しつけのポイントや対処法、必要性について解説していきたいと思います。

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愛犬が拾い食いをするのはナゼ?

決して食べられるものではなく、美味しさも感じないはずなのに、愛犬が室内やお散歩中にたびたび拾い食いをしてしまうのはなぜなのでしょうか?

その理由は、犬の本能的な行動によるもので、落ちている気になるものを見つけると、

ポイント

  • においを嗅ぐ
  • 舐める
  • 口の中に入れてみる

という人からみれば"拾い食い"という行動で物事の判断をする性質が犬にあるからなんです。

赤ちゃんが気になったものを何でも触りたがるのと同じように、犬の場合は興味のあるものを見つけると、

「楽しい遊びができるのではないか?」

「なめたり食べたりすると美味しいのではないか?」

という犬本来の性質や好奇心が強まって、口に入れてはいけないものでも拾い食いをしてしまうことがあるのです。

また、普段のお散歩で拾い食いをしたときに、何かおいしい物を食べてしまうと、その行動自体が犬への「報酬」となり、より"拾い食い"という行動がつよくなってしまうきっかけになります。

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拾い食いの根本原因を知って効果的に対処しましょう!
ゆうと
犬のしつけに関して動画でも簡単解説しています!↓

愛犬の拾い食いをストップ!必要なしつけを押さえておこう

飼い主さんがちょっと目を離した隙に、拾い食いをしてしまう愛犬…。

ここでは拾い食いからのケガや病気の心配なトラブルを未然に予防するために、今日からはじめておきたい必要なしつけについて解説してみたいと思います。

歩行のしつけで拾い食いを改善

犬の拾い食いには歩行のしつけで有効かつ本質的な改善につなげることができます

具体的には「脚側行進」「ヒールポジション」と呼ばれるもの。

人間の左についてリードを引っ張らずに、落ち着いて歩く歩行のしつけコマンドを教えていくことで、犬の意識のむく方向が「地面」「草むら」ではなく「人」に対してむけられるようになるので、お散歩中の拾い食いを限りなくゼロにすることができます

長年しつけの業界に携わってきて、この歩行のしつけコマンドを取り組むことが本質的な改善をすることができると感じるので、ぜひみなさまも取り組んでみてください!

下記に具体的な歩行のコマンドのやり方もあるので参考にしてみてください!↓

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歩行のしつけに取り組むのが遠回りにみえて一番の近道です!

お散歩中にできるしつけアイディア

愛犬のお散歩中によくある拾い食いをなくすためには、お散歩の内容を工夫してみることも拾い食い改善のポイントになります。

たとえば、

ポイント

  • リードを短めに持って愛犬の行動範囲を制限する
  • 地面に食べてはいけないものが落ちていないか、確認しながらお散歩する
  • 舗装や整備のされたキレイなお散歩コースを選ぶ、見直していく

ことがポイントになります。

愛犬のお散歩中は、どうしても下を向いてニオイを嗅ぎながら歩くことが常ですが、食べてはいけないものを拾い食いしないように、上記の環境的な対処と物理的な接し方の改善で「拾い食いがおこらないような環境」でお散歩に行くのも大切です

また、アイコンタクトのしつけも並行して行うことでより安全なお散歩にもなります

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拾い食いが起こらないような"環境"を人が作ってあげるのも本質的な対処です。

おやつやおもちゃで交換するしつけ

愛犬が拾い食いをした時には、飼い主さんも気持ちが焦って無理やりに取り上げようとすることが少なからずあるでしょう。

ですが無理やりに取り上げるような対処をしてしまうと、愛犬が遊んでいる・お気に入りのものを取られる不安で余計に抵抗して暴れたり噛みついてくる心配があります。いわゆる「執着」と言われるもの。

愛犬の拾い食いに気づいたら、「交換条件」という意味合いで、あらかじめ用意しておいたお気に入りのおやつやおもちゃを使い、こちらに気を持たせる方法がベスト

うまく興味をひきつけて自然とくわえているものを離してくれたら、たくさん褒めながらもっているおやつやおもちゃと交換してあげましょう

愛犬がお気に入りのおもちゃやおやつに興味を持つと、自然に拾い食いしているものを口から出すようになるため、そのタイミングで交換してあげる方法が良いです!

さらに、普段の生活でも「だせ」「ちょうだい」などの人にものを渡すしつけコマンドをトレーニングしておくことで、いざお散歩で拾い食いしてしまってもより効率的にものを離すことができるようになります!

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「ちょうだい」のしつけコマンドができるようになるとお散歩時の安心感UPです!

拾い食い対策のグッズを活用してみる

愛犬の拾い食いがなかなか治らず、しつけが難しいと感じている場合は、拾い食い対策専用のグッズを活用してみることがおすすめです。

愛犬の拾い食い対策のグッズは、拾い食い以外にも噛み癖や無駄吠えがある愛犬に有効で、

ポイント

  • アヒルの口のような形状が特徴のタイプで犬の口まわりに負担や刺激を与えずに使える
  • シャンプーハットのような見た目が特徴のエリザベスカラーは首周りにやさしくフィットする

というそれぞれに身体的、物理的に拾い食いをストップするメリットがあり、おもちゃやファッションアイテム感覚で活用することができますよ。

愛犬の拾い食いに気づいたら…!すぐにしておきたい対処法

愛犬の拾い食いは、実際に飲み込んでしまうと内臓の病気の原因、健康疾患などにもなり、犬への身体的負担だけでなく、手術などの大掛かりな治療が必要になる心配があります。

もし、愛犬の拾い食いに気づいてしまったら…?

ここでは飼い主さんに知っておいてほしい、すぐにすべき対処法をお伝えしていきます。

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拾い食いは「百害あって一理なし」なので正しい対処を!

愛犬の体調を確認してみる

草や虫などの拾い食いは、犬によくある本能的な行動ですが、

ポイント

  • 毎回のお散歩で草や虫を食べる
  • 拾い食いをしてから明らかに様子がおかしい
  • 下痢や嘔吐をしてしまった
  • 元気がない

などの変化が見られた場合は、すぐに動物病院で診察を受けるようにしましょう。

動物病院でできること

愛犬の拾い食いによる体調の変化は、動物病院で以下のような治療・対処をしてもらうことができます。

ポイント

  • レントゲンやエコーによる体内の確認
  • 自然に吐かせる
  • 内視鏡を使って拾い食いしたものを取り出す

動物病院でしてもらうことができる、拾い食いした後の対処法は、愛犬はもちろん飼い主さんにとってもハードでつらい内容だと感じるため、拾い食いをさせないための工夫やしつけを徹底するのが大切!

おわりに

愛犬の拾い食いはもともとの本能的な行動ですので、完全なストップをさせるのは愛犬のストレスになってしまいます。

拾い食いをさせない環境づくりやお散歩の工夫、室内の設備を整えるなどの事前準備をはじめながら、獣医師やドックトレーナーに相談&アドバイスを受けつつ、心配な拾い食いの悩みと早めにサヨナラしましょう!

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松尾邑仁

□日本警察犬協会公認ドッグトレーナー □1年間で犬のしつけをした日本最多頭数(個人)日本記録保持者 □家庭で今すぐ使えるしつけ情報・ペットを取り巻く社会問題について発信中! ◎ダメ飼い主→修行10年→資格取得→独立→日本記録保持者&しつけ教室を運営中!

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