犬の「威嚇」はこうして解決!原因としつけ方法を学ぼう

犬が歯をむき出しにして、あらゆるシチュエーションで「うぅぅー」と威嚇をすると、飼い主さんはとても不安で愛犬とのコミュニケーションがスムーズにならなくなったり、まわりの愛犬家にも迷惑をかけてしまうのではないかと心配になりますよね。

犬の威嚇はじゃれ合いのひとつとも言われているのですが、実は飼い主さんが気付けていない、愛犬の不調が威嚇になっている可能性も。

今回は犬が威嚇する原因と、安心の解決策となるおすすめのしつけ方法をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。

犬の威嚇のポーズとその原因

犬の威嚇が純粋なじゃれ合いの一環なのか、それとも恐怖心やカラダの痛み、病気なのか、それを見極めるのは難しいと感じるケースもありますよね。

ここでは犬の威嚇がどのようなものなのか、それを判断できる典型的なポーズと原因について学んでみましょう。

威嚇だと判断できるポーズ

ポイント

  • カラダに過度に力が入り、こわばっている
  • 歯をむき出して唸る
  • 長時間高い声で吠え続ける
  • モノや人に噛みつく

威嚇の原因

ポイント

  • 何かを守ろうとしているため
  • カラダのどこかに痛みがあるため
  • 恐怖や不安感によるもの
  • 犬にとってのテリトリーの主張

犬の威嚇はこうして解決!原因に応じたしつけ方法まとめ

犬が威嚇をし、その状態が長く続いてしまうのは、ほんのささいなきっかけが意外に多いんですね。

では犬の威嚇を早めになくして安心の暮らし・愛犬との愛情に満ちたふれあいの日々を取り戻していくために、どのようなしつけが必要になるのでしょうか?

ここでは犬の威嚇の解決につながる、しつけ方法のポイントと注意点を合わせてお伝えしましょう。

犬が威嚇するそもそもの原因を取り除いていく

犬の威嚇をなくすためには、その原因を取り除くことが最初のステップ。

たとえば、愛犬がお散歩中に他の犬や飼い主さんを威嚇して「うぅぅー」と唸ることが多い場合は、

ポイント

  • 飼い主さん自らが間に入って視界を遮るようにする
  • 音を鳴らす、おもちゃやおやつを与えて犬の気を逸らす

などのアイディアを取ってみることがおすすめです。

また犬がおうちのチャイムに過度に反応して威嚇する場合は、

ポイント

  • 他の部屋や犬のハウスに移動させる
  • 犬が安心するスペース、場所をあらかじめ確保しておく

などの工夫もおすすめで、犬が威嚇・興奮している原因や理由をじっくりと判断しながら、その原因に合わせた工夫とアイディアをいくつも増やしておくようにしましょう。

焦らず落ち着いたしつけを心がける

犬を飼うことが初めての飼い主さんの場合は、犬の威嚇や唸りにとても驚き、怖い気持ちを抱くこともあるでしょう。

ですが犬の威嚇に対して飼い主さんが過度に焦り、慌ててしまうと、犬にそれが伝わって余計に興奮状態に陥ってしまうことがあるのです。

そのため犬の威嚇は今はよくあることなのだと落ち着き、気楽に考えながら、

ポイント

  • マテやフセなどのコマンドで犬が落ち着くまで様子を見守る
  • お散歩中は犬の飛びかかりを防ぐためにリードを短めに持っておく

などの予防策と対処法を早めに身に付けておくと安心です◎

前向きな意味での無視をする

犬が威嚇をしている際、過度な触れ合いや声がけをし、余計に犬を興奮させてしまった経験はありませんか?

犬が飼い主のあなたに威嚇をしてしまうのは、反応して欲しいという欲求がゆえの行動と考えられ、それに応え続けてばかりいると、犬は「威嚇をすれば自分の思い通りになる」と余計な間違った学びをしてしまうリスクがあるんです。

お散歩中やしつけの際の一環で犬が吠えたり威嚇してくる際には、

ポイント

  • 大きな声を出さない
  • オーバーなリアクションで犬を勘違いさせない

などの行動を守り、前向きな意味での無視を繰り返してみましょう。

犬の威嚇のしつけに大切な無視は、犬よりも飼い主さんが立場が上であることを理解させるために必要なしつけとなるのです。

褒めるしつけを常に心がける

犬の威嚇を解決するためには、飼い主さんとの信頼関係を築くことはもちろん、無闇に叩く・叱る・怒鳴るなどの犬が怖い思いをするような行動をなくしていくことが大切なポイントです。

犬は本来、とても素直で従順性に優れ、ピュアな生き物でもあります。

犬が持つ本来の美点を活かして引き出していくためにも、愛犬に対して愛らしい・かわいらしい・すごいな、と思う点を褒め言葉にして繰り返し伝えるようにしましょう。

また犬が好き勝手に行動したり、シチュエーションに問わず威嚇してしまうことを防ぐためにも、

ポイント

  • 飼い主さんがストップをかけられる距離感を維持する
  • お散歩シーンでは犬の隣を寄り添って歩くリーダーウォーク

のしつけ、習慣を持っておくと、愛犬の問題行動の未然予防につながります。

おわりに

犬の威嚇のしつけに悩み、飼い主さんだけではどうしても対処や予防が難しいと感じた場合は、プロのドッグトレーナーにお任せしてみる方法もおすすめです。

東京DOGSでは、犬の威嚇を改善・予防しながら、褒めて犬の長所を伸ばすしつけトレーニングメニューを展開していますので、この機会にぜひご相談・利用の検討してみてくださいね。


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